当研究協会について
プレカットリフォーム研究協会は、リフォーム工事における様々な問題の解決を図り、安定・均一化した施工方法の確立およびその普及に努めています。それらを通じて、工期の短縮化による施主様のご負担の軽減、高い施工品質の確保、安全で良好な住環境の形成に寄与することを目指す団体です。
現場施工のため、騒音や粉塵が発生し、施主様・近隣住民のご負担が大きい。粉塵は掃除を行った後3日は大気に残るといわれており、健康への影響が考えられる。
仕上がりが職人や現場責任者の技術力・応用力に左右され、工事期間の延長や施工後の品質にばらつきが生じる。
職人や現場責任者に多くの知識や経験、応用力が求められるため、工期の長期化の原因となり、また人材育成に長い時間を要する。
工事現場の厳しい労働環境や、人材不足などにより作業員の確保が難しい。
廊下等の狭い場所での工事では、作業スペースが確保しにくい。
これらの課題を解決するため、リフォーム工事における
プレカット施工※技術を研究・開発いたしました。
※プレカット施工とは、資材を現場で使用しやすいサイズや形状に、あらかじめ工場で加工する方法です。
プレカットリフォーム協会は、リフォーム工事に関わる企業、職人などで構成する団体です。
当協会の目的は、以下のとおりです。
建設業界では、従事者の減少が問題視されています。
プレカット施工は、職人が担う業務が減るため、
現場の職人が少なくても、多くの工事が行えるようになります。
高齢化する職人
昨今の日本が抱える問題のひとつに「人手不足」があります。私たちの行っている工事も、職人がいなければできないものです。図でもご紹介しているとおり、1980年には93万人いた大工さん。2020年には30万人、2030年には20万人にまで減少すると言われています。また、人手不足に付随して高齢化も問題視されています。このような背景もあり、私たちは将来的に可能性を多く秘めたプレカット施工技術の開発・普及に努め、日々研究しながらリフォーム工事事業の発展に寄与します。
プレカット施工技術の将来性
プレカット施工技術の開発・普及が進んでいくことは、前の項目でお話した人手不足の解消や、高齢化により若手大工の育成が急かされているような現状を打開する技術のひとつになり得るでしょう。
当協会は、在来工法よりリフォーム工事に特化してきた大工・職人が運営しております。
今後、全国規模で加盟業者を募集し、プレカット技術の普及を推進すると同時に、
職人の育成に力をいれることで、さらなるリフォーム業界の発展と消費者様の安心・安全の確保に尽力いたします。
独自の技術「プレカット施工」について、ご興味がございましたらお気軽にご連絡ください。私たちは、施主様のご負担軽減や工事品質を確保し、安全・良好な住環境を整備していくことを主な目的としています。